コルレス契約とは?

日本の銀行で取り扱っている通貨は日本円だけではありません。

アメリカドルやユーロ、オーストラリアドルなど、いろいろな通貨を取り扱っていますよね。

日本の銀行が海外の銀行と為替業務を行なう場合には、海外の銀行と取り扱いに関する契約を結んでいます。

それがコルレス契約と呼ばれる契約です。

コルレス契約は為替業務に関する契約なのですが、具体的にどのような契約なのかをご説明しましょう。

例えば日本からアメリカへ海外送金を行なう場合を考えて見ましょう。

あなたは日本の銀行からアメリカドルで口座振替による海外送金を依頼します。

すると銀行が、受取口座の確認を行なってから指定された海外銀行の口座へ海外送金を行います。

そして、送金を受け取る側はアメリカの銀行を利用して、振り込まれた金額を受け取る事ができます。

この時に、日本の銀行とアメリカの銀行の間にコルレス契約が結ばれていることによって、送金の受取人はアメリカの銀行に持っている自分の口座から受け取り金額を引き落とす事が出来ます。

また、日本とアメリカの銀行間では預金勘定(為替決済勘定)として取引が処理されます。

もちろん、コルレス契約は日本とアメリカだけではなく、日本から海外送金する事ができる全ての国の銀行と契約が結ばれています。

コルレス契約に加盟している各国の銀行はデポ・コルレスと呼ばれ、海外からの送金を受け取る事ができない銀行はノン・デポ・コルレスと呼ばれて区別する事もできます。